連続飲酒→禁酒(失敗を繰り返す)→1年間の禁酒→平日禁酒→断酒(継続中)と、酒との付き合い方を変えてきた『酒のまん』と申します。
新幹線などでなく、例えば大阪環状線などの在来線で缶ビールなど飲まれている方、たまに見かけますよね。
恥ずかしながら、僕も飲み方が酷かった時代は飲んでました(-_-;)
でもあの姿って、他の乗客の方からすればイメージ悪いですよね…てか、迷惑以外の何物でもない。
今現在、僕は平日禁酒→断酒に移行しておりまして、定期的にアルコール専門病院に通っているのですが、先生に電車で飲む人について聞いたところ、
ということでした。
でも、きっとそうですよね。電車降りて、帰るまで我慢できないって、相当ひどいです。。。
今回は、飲まない方から確実にうっとしいと思われている、電車内で飲む人について書こうと思います。
この記事を読んでわかること
・電車(在来線)で飲む人は高確率でアルコール依存症
・飲んでいる本人も実は恥ずかしいと感じている
・電車内飲酒はルールで規制するべき
そもそも、なぜ在来線で飲むのか?
飲まない方からすれば不思議で仕方ないでしょうし、抱く思いは一つではないでしょうか。
『家まで我慢しろよ!』
いや、まったくその通りです(笑)
新幹線や特急電車などは飲んでも良い空気がありますので、飲んでいても違和感ないし、出張帰りの楽しみにしている方も多いと思います。(※新幹線でもお酒を売らなくなったので、遠くない将来、新幹線でも飲まないのが当たり前になりそうですね)
でも、在来線はどうでしょう。
毎日の仕事帰りです。人によるでしょうが、毎日の通勤電車なので乗っている時間も長くはないはずです。なので、
『我慢しろよ!』
と思われる気持ちはごもっとも。
では、なぜ飲むのか?
答えは簡単です。我慢できないから!
これにつきます。
僕は専門家ではないのですが、在来線に乗っている短い時間であってもお酒を我慢できないということは、アルコール依存症の可能性が極めて高いと思っていました。そして、専門の先生に聞いても、やはり「アルコール依存症の可能性が極めて高い」ということでした。
電車で飲むおじさんはアルコール依存症
アルコール依存症の判定によく使われるのがスクリーニングテストなのですが、先生が言うには、電車(在来線)で飲む人がこのテストをすると、例外なく、「アルコール依存症」、または「アルコール依存症予備軍」という判定になるそうです。
また、ブラックアウト(お酒を飲んで記憶をなくす)の頻度もアルコール依存症判定の重要な要素らしいのですが、電車(在来線)で飲む人はブラックアウトが1度や2度ではないことが多いそうです。
先生のこういった話を聞いて、過去の自分と照らし合わせてみても、バッチリと合致しました。(ちなみに、僕はアルコール依存症判定を受けております)
ですので、やはり電車(在来線)で飲む人はアルコール依存症と見て、まず間違いないと思います。
ポイント
電車(在来線)で飲む人はアルコール依存症
実は申し訳ないと思っている
では、ここから少し飲む側の気持ちを考えてみたいと思います。
なんせ、僕も過去はバリバリに在来線で飲んでいたので、気持ちはわかります笑
実は、すべての人がそうだとは言わないのですが、在来線で飲む人の多くは、周りに申し訳ないという後ろめたさを持っていることが人が多いです。
僕もそうでした。
堂々とつまみを出してワンカップを煽る強者も稀にいますが、多くの方が申し訳ないという気持ちを持ちながら飲んでいます。
ただ、アルコールに依存しているので、周りに申し訳ないと思いながらも我慢できないのです。
「禁止されていないからルール違反じゃない」
こんな風に思っている人でさえ、心のどこかに
『申し訳ない…』
という気持ちを持っているように思います。ルール違反じゃなくても、マナー違反であることは理解できているのです。
※もちろん、悪気が微塵もない強者もいるとは思いますが(^^;
ポイント
電車(在来線)で飲む人にも後ろめたい気持ちがある
腹を立てず哀れな目で・・・
酒を飲まなくなった今、電車内で飲む人をみたとき、僕はその人を哀れに思います。
これは、飲まない人からすると勝手な意見に思えるかもしれませんが、電車内で飲んでいる人も、できればそんなことはしたくないと思っている。
でも、飲まずにはいられないんです。辞めたくても、やめれない。
そう考えると、可愛そうに思えてくるのです。
一度、電車内でお酒を飲んで酔っ払った感じの人に注意する人を見たことがあります。
おつまみをボロボロこぼしながらビールを飲む姿に耐えられなくなったのでしょう。
しかし、ビールを飲んでいたおじさんは
「禁止されてないんじゃボケ!悪いことしてへんのじゃ!」
と注意されたことに激しく怒ってました。
これ、モラル的には100%注意した人が正しいと思うのです。なので、注意することを間違いだとは思いません。
ただ、注意された側が酔っぱらっていたりすると、こんなことになってしまう場合もあります。
なので、現時点での得策は、腹を立てるのではなく(腹が立つ気持ちも凄くわかるのですが)、「あの人は可哀そうな人なんだ」と哀れむような気持で見て、近づかないことだと思います。
残念なのですが、ルールで禁止されていない以上、現時点ではそうするのがよいと思うのです。
在来線飲酒はルールで禁止するべき
しかしこんなふうに書いてしまうと、一部の飲む人のために、飲まない人が泣き寝入りをするしかないような印象になってしまいます。
なので、個人的な意見としては、電車内での飲酒をルールで禁止するべきだと思うのです。
「おれは、電車の端で立って一人で飲んでるから迷惑かけてない」
そういう意見もあるかもしれません。
でも、お酒の匂いは広がってしまいますし、何より、見た人が不快になるならそれはもう迷惑をかけていることになります。
これは、
『飲に会で飲みすぎて潰れてしまって迷惑をかけた』
みたいなものと根本的に違います。
僕も飲み会などで人様に迷惑をかけたことは多々ありますが、飲むこと自体は許される場での話です。なので、飲んでいる行為自体は迷惑でない。
でも電車内で飲むのは、その行為自体が迷惑です。
周りに迷惑をかける行為であれば、やはり、ルールで禁止するべきです。
個人のモラルに委ねるという考え方もあるかもしれませんが、モラルを持っていても、アルコール依存によってモラルが守れない状態になっているのであれば、ルールで縛るしかない。
日本はお酒について甘いので、電車内もですが、路上で歩行しながら飲む行為も許されています。こんなのは、やはり規制するべきです。
過去、タバコは電車の駅、路上、飛行機内、あらゆるところで許可されていて、そこで吸うのが当たり前でしたが、今はそういった場所で吸えなくなりました。禁煙のお店も増えてきております。
次はお酒の番です。過去のタバコと同じように、現在、飲酒が許されている場所でも、人に迷惑がかかる公共の場などでは飲酒を禁止にしてほしい。
飲まない立場になって、飲まない人の思いがわかるようになりましたので、是非、お酒をもっと厳しく取り締まってほしいと思います。
ただ、過去は自分も飲む側だったので、みなさまに多大な迷惑をかけてきました。
そんな奴が、えらそうにすみませんでした。。。
ポイント
電車(在来線)飲酒は法律で禁止するべき
おわりに
今回は在来線で飲む人について書いてみました。自分も同じ飲み方してたくせに、ほんとに、えらそうにすみません(-_-;)
でも書いたように、やっぱり在来線飲酒は法律で禁止すべきだと思います。
飲んでいる側も、白い目で見られながら飲まなくてよくなりますからね。
この記事は飲まない人向けに書いたつもりなのですが、もし、在来線で飲んでしまっている人が読んでくださってて、「やめたいけどやめれない」という場合は、以下の記事やアプリを活用してみてください。
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最後まで読んでくださりありがとうございました。