ランニング・登山

大山のオススメトレッキングコース、夏山登山コース紹介【登山口~夏山登山コース~山頂~行者コース~大山寺】

連続飲酒→禁酒(失敗を繰り返す)→1年間の禁酒→平日禁酒→断酒(継続中)と、酒との付き合い方を変えてきた『酒のまん』と申します。

現在は断酒継続中なのですが、お酒を飲んでいる頃からランニングや登山が好きでよく走っていました。

今回は禁酒関係ないのですが、鳥取の大山を登ってきましたので、コースなどを紹介したいと思います。

いくつかコースがあるようでしたが、今回は山頂を目指すメインコースとされている夏山登山コースを登ってきました。

大山は標高1710メートルですので晴れていれば山頂からの景色が素晴らしいようなのですが、生憎、登った日はガスっていて、山の中は雨で何も見えませんでしたTT

今度また天気の良い日に再度登りたいと思います。

ただ、景色は残念でしたが、ガスって何も見えない山を登るというのも案外楽しかったです^^

それでは、コースを紹介していきます。

 

夏山登山コース全体と所要時間

出展:鳥取大山観光ガイド

大山観光ガイドさんのHPでは往復で約6時間と紹介されてましたが、4時間半で往復できました。景色を楽しめなかったので、休憩も少なめで、山頂でゆっくりもせず、どんどん進んだから思ったよりも早く帰ってこれました(笑)

登りは夏山登山コース、下りは行者谷別れから行者コースを下ってきました。

それでは、コースの詳細を紹介していきたいと思います。

 

駐車場(第一駐車場)

米子道の溝口ICから大山へ。少し走ると前方に大山が見えてきます。

 

雲に覆われていました…この時点で景色をあきらめました(笑)

大山寺方面へ走ると、写真↑の第1駐車場がありましたので止めました。無料です。夏山登山口から最寄りの駐車場は南光河原駐車場なのですが、第1駐車場からでもぜんぜん歩いて行けます。

まず、第1駐車場横にある大山ナショナルパークセンターで登山届を出します。

 

下山したときもこちらに下山届けを出します。それでは、登山届を出して登山口へ向かいます。

 

登山口

大山ナショナルパークセンターから大山寺方向へ向かいます。

↓の大山参道市場っていうcafeを右へ。

しばらく歩くと南光河原駐車場につきます。この日はほぼ満車状態でした。

ここから少し歩くと夏山登山道へ入れます。

それでは、登っていきます。

 

登山口~六合目

夏山登山コース、登り始めからしばらくは階段が続きます。初心者コースとされていますが、僕はこの階段けっこうきつかったです。

少し登ると標識がありました。頂上まで2.6kmです!

頂上方面に歩くとすぐに一合目です。

ここまで約10分。先に進みます。

一合目と二合目の間に標高900mの標識。車で結構登ってきてたんですね。大山の標高が約1700mなので、実際に足で登るのは800mくらいになります。

ほどなくして二合目に到着。ここまで登山口から約20分でした。そして、ひたすら階段です^^;

先へ進むと標高1000mの標識。

この辺りからガスってきました。

この時点でまだ雨は降ってなかったのですが、後にどしゃ降りになります…

三合目に到着。ここまで登山口から35分。この辺りで雨がぽつぽつと降り出してきましたが、ガスってる中を進み、標高1100m地点到着。

 

まだまだ階段が続きます。階段続きなので、けっこう足にきます。

四合目到着。ここまで登山口から45分。標高は1200mです。

四合目を過ぎたあたりから、だんだん雨が強くなってきました…

雨の中を進み5合目到着。ここまででスタートから1時間でした。

5合目を過ぎると「行者谷別れ」という分岐があります。下りはここを登ってきた夏山コースではなく、行者コースで下りますが、まずは頂上を目指します。頂上まであと1.4km。

そして、ここから雨がどしゃ降りに!コースは相変わらず階段なので、すべらないように注意しながら登ります。

傘さしている人発見!

危なくないのかな…心配になりましたが、傘をさしたままで登っていかれました。

 

六合目に到着です。小さな避難小屋があました。ここまで登山口から1時間10分です。晴れていればここからの景色が凄くキレイらしいのですが、何も見えません(笑)

何も見えないしどしゃ降りだし山頂まで行かずに下りはじめる方もいらっしゃいました。

この日は相方(妻)と一緒に登っていたので心配だったのですが、

「最後まで登る!」

と言ってくれたので二人で最後まで登ることにしました。

僕は正直、六合目まで来たときに

(このあたりまででいいかな…)

などとちょっと思ってしまっていたのですが、わが妻ながら、本当に根性のある子だと感心しました。

 

六合目~大山山頂

六合目を過ぎたあたりから階段がごつごつした岩のようになってきますが、ぜんぜん危険ではないです。

絶景ポイントらしき場所はあるのですが、何も見えずTT

雨に打たれすぎて慣れてきたころに七合目到着です。

ここまで登山口から1時間半程度です。

八合目を目指しますが、ここから道が少し険しくなってきます。

 

標高は1500m。あと200mです。

景色がまったく見えないので、高山植物?を撮ってみました(笑)

 

後から地元の方に、「紫っぽい方はトリカブト」と教えていただきました。猛毒なんですよね。こんなところに咲いてるのか…

写真撮りながら進んでいるうちに八合目に到着!ここまで登山口から約2時間でした。八合目から先は木の板の道になります。晴れだと歩きやすそうですが、雨だと滑りそうで怖かったです。

木の板を歩くと標高1600mの標識。あと100m登れば山頂!

さらに木の板を進んで行くと…

大山頂上まであと距離にして500m!もうすぐです!

木道を外れて高山植物の方へ行かないようにとの標識がありました。写真撮る為に下りる人がいるんですかね。木道を外れずに進みます。山頂へ伸びる木道がガスのおかげか、凄く幻想的に見えました。

見落としそうになりましたが、木道の脇に9合目の標識がありました!

ここまで登山口から2時間10分でした。もうすぐ山頂です。山頂へ伸びる木道がさらに幻想的になっていました。

前を歩く人が雲の中に消えていくように見えます。それを見ると、どこか異次元に消えてしまうような…そんな不思議な感覚になります。

でも実際にそんなことはなく、ちゃんと山頂に向かえていました。山頂まであと200m!進んで行くと頂上に広がる草原が!

本来は凄く広大な草原だと思うのですが、その広大さを感じることはできませんでした…景色は諦めてましたが、この草原も本来は凄くキレイとのことで、やっぱり見たかったですTT

ここから少し行くと大山頂上避難小屋に到着。中は結構広くて、たくさんの方が休まれてました。

 

この大山頂上避難小屋を超えて、大山頂上に到着です!!

頂上まで、スタートから2時間20分でした。

天気が良いと途中で絶景を見ながらゆっくり登ると思うのですが、雨で何も見えなかったおかけで景色を楽しまなかったので、思っていたより早く登れました。そして…これが頂上からの景色です!!

 

頑張って登ってきたのに…何も見えずTT

腫れていたら、島根半島や弓ヶ浜がきれいに見える絶景らしいです。鳥取観光ガイドさんのサイトにキレイな写真があったので紹介しておきます。こんなのが見たかった…TT

 

出展:鳥取大山観光ガイド

 

大山山頂~大山ナショナルパークセンター(ゴール)

「絶対に晴れの日、もう一度登りにくる!」と誓ってから下り始めます。途中までは登ってきたコースで降りますが、五合目と六合目の間にある「行者谷別れ」から行者コースでおります。行者コースは所々に木道がありました。

 

険しくはないですが、結構道がうねっていました。ところどころに現在地を教えてくれる標識があります。

上の赤いコースが行者コースになります。進んでいくと夏山登山コースとは違った雰囲気が楽しめました。

 

岩がゴロゴロしていて、川というより沢?ですかね?が流れていました。こういった箇所は夏山登山コースにはありませんでした。

沢を渡って少し言ったところに見える景色を説明してくれる標識がありました。

この日は何も見えませんでしたが、ここからの景色も絶景のようです。この標識を見ているとき、地元の登山者の方が声をかけてくださり、「正規ルートと違うコースも面白いよ」と教えてくださいました。

本来↑の写真の赤いルートを下るのですが、矢印で示した白いルートもあるとのことなので、そのルートを下ることにしました。凄く親切な方で一緒に下って案内してくださいました。しばらく行くと分岐になります。

↑の写真の左の道が本来の行者コースですがここをまっずぐ(車の右)に進みました。

しばらくは↑の感じで歩きやすい道です。雨の中の登山で足がかなり疲れていたので助かりました。この道を進むと、大山もう一つの登山コースであるユートピアコースの入り口がありました。

このユートピアコースは山頂を目指さずユートピア小屋を目指すコースです。ネットの情報では中級者と紹介されていたコースですが、案内してくれた地元の方は「そんなことないよ」とおっしゃられていました。

そして、「夏山登山コースよりは、ちょっとだけ怖いコース」ともおっしゃられていました。今度登ってみたいと思います。ユートピアコース入口を過ぎて、山道へ入ります。

何の舗装もされてない『山道』という感じの道で楽しかったです。前を歩いて下さっているのが親切な地元登山者のおじさんです。

 

ここを抜けると行者コースへ合流します。

大山寺方面へ進みます。ほどなくして行者登山口。

ここから大山寺まで1km弱です。

 

大山寺の前に大神神社奥宮という立派な神社がありました。ここまでスタートから4時間10分でした。

ここまで案内してくれたおじさんが

「あとはこのまま参道を下っていくだけ」

と教えてくださり、ここでお別れ。親切にしてくださりありがとうございました。

 

↑のような感じの参道を下っていくと、登りスタートの大山寺へ続く道へ出ます。

帰ってきました。ここを下ると登山届を出したゴールの大山ナショナルパークセンターに到着ですが、この道を出たところに美味しそうなお蕎麦やさんがありましたので、相方と相談して、このお蕎麦屋さんをゴールとしました(笑)

登山の後のビールと大山蕎麦が美味しかったです!

 

ここまでスタートから4時間30分。

景色は何も見えないうえに雨の中の登山でしたが、案外楽しかったです。

以上、鳥取大山の夏山登山コースを紹介させていただきました!

※こちらの記事で他の登山シリーズ紹介しております。

千畳敷カールから木曽駒ヶ岳、宝剣岳トレッキングコース紹介【中央アルプス登山】
関西オススメトレッキングコース、三之宮神社~伊吹山山頂(上野ルート)紹介【伊吹山登山】
関西オススメトレッキングコース、葛城ロープウェイ駅~白樺食堂~葛城山山頂(北尾根コース)紹介【大和葛城山登山】
関西オススメトレイルランニングコース・紀泉トレイル初心者コース紹介【山中渓駅~第一パノラマ~雲山峰~大福山~奥辺峠~淡輪駅】

おわりに

鳥取大山の夏山登山コースを紹介させていただきました。

西日本最大級の山ということで景色を楽しみにしていたのですが、今回は雨で残念でしたTT

ただ、雲の中を雨に降られながらひたすら歩くという登山も楽しいものでした。

次は晴れて景色が良いときに登りたいですが^^;

大山は大阪からだと約3時間で行ける距離で、思ったより近かったです。

基本的には関西の山を登っていますが、関西以外の山もどんどん登っていきたいと思います!

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

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酒のまん

40代の元酒好きおじさん。 毎日浴びるように飲んでいたが、将来を考え禁酒に挑戦する。1年の禁酒に成功後、週末だけは酒を解禁し、平日禁酒で酒を楽しめるようになる。その後はほどよくお酒と付き合えていたが、飲むと体調が悪くなることが増え、平日禁酒から断酒に切り替える。現在は断酒継続中。※過去、自身の禁酒の取組み方について日経新聞さんに紹介された実績があります

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