連続飲酒→禁酒(失敗を繰り返す)→1年間の禁酒→平日禁酒→断酒(継続中)と、酒との付き合い方を変えてきた『酒のまん』と申します。
「一週間禁酒してみよう!」
数日間の禁酒ができるようになった方、また、これから禁酒を始める方が目指す一つの目標として、一週間というのがあると思います。
この記事では、一週間の禁酒がどのような効果をもたらすのか、具体的な体験や科学的なデータを交えながらご紹介します。
禁酒は続けていくと効果が大きくなるのですが、たった一週間でも効果はありますので、禁酒が続けられないという方は、まずは一週間から始めてみてはいかがでしょうか。
一週間でも十分に禁酒のメリットを感じることができますよ^^
また、この記事を読んでくださっている方は継続して禁酒を続けていきたい方だと思いますので、記事後半では、禁酒を継続するためのコツについても紹介します。
是非、最後まで読んで参考にしてください!
この記事を読んでわかること
・一週間の禁酒がもたらす身体的効果
・一週間の禁酒がもたらす精神的効果
・禁酒を継続するコツ
禁酒一週間で感じる身体の変化
身体の変化を紹介していきたいと思います。細かいところは色々あるのですが、実感として大きいのは以下4つです。
- 若返る(特に顔)
- 痩せる
- 目覚めがよくなる
- 便通の改善
個人差はあるかもしれませんが、僕は上記のすべてを一週間で実感できています。
では、一つづつ見ていきます。
顔が若返る
まずこれです。
特に酒浸りの生活を送っていた人ほど顕著に効果が出ると思います。飲酒は老化を促進させる(正確には老化を促進させる糖化を促進させる)と言われていますが、確かに、飲んでいると老けていく気がします。僕も浴びるように飲んでいたころ、二日酔いの朝の顔はまるで
と自分で思うくらいひどい顔になってました笑
むくみなどもあるので夕方になるとましにはなってくるのですが、それでも酒の残っている顔はくたびれています。
奥さんはそんな僕の顔を携帯で撮って「飲んだらこんな顔やで」とよく写真を見せてくれました。元の顔がそんなによくない上に酒が入っているので、まあひどい顔です(^^;
そんなだらしのない顔が、酒をやめると若返ります。
一気に若返るというようなことではないのですが、一週間で顔のくたびれた感じはなくなります。
アルコールは体内での水分保持を妨げ、むくみを引き起こす原因となりますので、習慣的にお酒を飲む人の顔は基本的にむくんでいることが多いのですが、禁酒を続けることで、体内の水分バランスが正常化され、むくみが改善されるため、顔が引き締まります。
結果、顔が若返ったような印象になります。
また、むくみは手足にも現れるため、手足のむくみも解消されます。特に手の指がシュッとしてきます。
これは一週間で十分に実感できると思います。もし、酒が残った状態のくたびれた顔の写真があれば、禁酒一週間後の自分と比べてみるのもいいかと思います。
個人差はあるかもしれませんが、シュッとしている顔を実感できると思います。
ポイント
禁酒一週間で顔のむくみが取れ若返りが実感できる!
痩せる
正確には「痩せる準備ができる」感覚です。
アルコールは高カロリーな飲み物であり、特にビールやカクテルなどは多くのカロリーを含んでいます。禁酒することで、おつまみや締めのラーメンなどを食べる機会もなくなりますし、日常的に摂取していたカロリーが減少するので体重の減少が期待できるのですが、一週間で劇的に体重は減りません。(少しは減りますが)
一週間では、直接的な体重減少よりも、基礎代謝が上がる方が効果として大きいと、僕は思います。
基礎代謝アップにはまず筋トレというのは通説ですが、肝機能の向上も基礎代謝アップに有効と科学的に証明されています。
また、肝機能の向上と直接の因果があるかはわからないのですが、酒をやめると、うまく言えないのですが体が「やる気」になります。なんというか動きたくなる感覚です。
ですので僕の場合、禁酒期間中はジムにいく回数も増えるのですが、運動量も増えて基礎代謝もアップしているので、必然的に痩せていきます。
この「体が動きたくなる感覚」が一週間でやってきます。
いや、もっと早くにやってくるかもしれません。(僕の場合は三日くらいでやってきました)
運動の習慣がなかった人がいきなりジムに行くのは厳しいかもしれませんが、一週間経つと体を動かすことに対して気持ちは前向きになっていると思いますので、散歩からでも始めることをおすすめ致します。
続けていくと、確実に体は変わっていきます!
ポイント
・禁酒一週間で体に力がみなぎってくる!
・体重が減り始める
目覚めがよくなる
まず、寝室でちゃんと寝るようになります笑
僕は飲んでいたころ、晩酌をしながらリビングでそのまま崩れ落ちることが多かったです。朝起きると、目の前に焼酎が半分残ったグラスがあり、柿の種が散乱していました。
そんな状態で始まる一日が良い日になるわけがありませんT T
僕はたぶん酷い方だと思うのですが、同じように晩酌をしながら崩れ落ち「いつ寝たかわからない」というような状態だった人はこれがなくなります。
アルコールは睡眠の質に悪影響を与えることが知られています。アルコール摂取により深い眠りのサイクルが妨げられ、睡眠の質が低下します。だから、起きたときに体が重くて疲れが全然取れていない感じになります。
しかし、禁酒を続けると、深い眠りのサイクルが改善され、結果的に質の高い睡眠が得られます。結果、体をゆっくり休めることができるので、朝起きたときに体が軽いです。疲れも残っていません。
一週間経つころには、朝起きたときにすっきりとした感覚が得られ太陽の光が気持ちよいと思えます。
絶対にこういう状態で始める一日の方がよい日になるに決まってます。
「寝付けないから酒を飲む」という方もいるかもしれませんが、疲れていたら人間の体は休むようにできています。酒を飲まないと寝れないようにはできていません。
僕は幸いにも酒をやめたときに酒なしでもすんなり寝れましたが、そうでない人は、眠たくなくても布団やベッドにいって目を閉じると効果があるそうです。ぜひ、試してみてください!
ポイント
禁酒一週間で朝の太陽光が気持ちよくなる!
便通の改善
アルコールは胃腸の粘膜を刺激し、消化不良や胃の不快感を引き起こします。このため、お通じに関してですが、酒を習慣的に飲んでいる人はおそらく水のような状態になっていることが多いかと思います(^^;
禁酒を始めるとこれらの症状が改善されるので、一週間で、健康的な固い状態になります。
と、一週間で感じることができました^^
また、腸内環境の改善は肌の調子もよくなるそうなので、もしかすると若く見えるという効果に腸内環境の改善も効果があるのかもしれません。
ポイント
禁酒一週間で腸内環境が改善される!
これらの身体的な変化は、禁酒を続けることでさらに顕著になります。一週間の禁酒でこれだけの効果を実感できるので、禁酒を継続するモチベーションにもつながっていきますよ。
次は、禁酒一週間で実感できた精神面へ効果について紹介します。
精神的な効果とメンタルヘルスの向上
禁酒は精神面にもよい影響があるのですが、以下の3つを感じることができました。
- ストレスの軽減
- 集中力と記憶力の向上
- 気分の安定
では、一つづつ見ていきます。
ストレスの軽減
仕事などで嫌なことがあったとき、「やってられるかぁ」となり飲みに行く。。。王道の飲みにいくパターンです笑
これ、ストレス解消になると信じていたのですが、実は、お酒ではストレス解消にならないです。
これを実感しました。
禁酒中、仕事で嫌なことがあったのですが1週間の禁酒と決めていたので、その日はラーメンを食べて帰って寝たのですが、次の日の朝、ちゃんと気持ちがリセットされていました。
「アルコール = ストレス解消」
と感じていたのは、「酔い」を「ストレスが和らいでいる」と勘違いしていただけだったのかもしれません。
科学的にも飲酒はストレスを増大させることが報告されていて、アルコール摂取後の二日酔いや睡眠の質の低下がストレスの原因となるようです。さらに悪いことに、アルコールが体から抜けるときもストレスを感じるようにできており、お酒を飲んで解消されるストレスは、唯一、お酒が抜けるときに感じるストレスだけなのだそうです。
なので、お酒を飲み続ける限り、お酒がストレスを生み、お酒のストレスを解消するためにまた飲むという悪循環になります。
禁酒を1週間続けることで、この悪循環から解放され、ストレスレベルの低下を感じることができます。
特に毎日飲んでいる人は、体内のアルコールが排出されることで心身がとても軽く感じられるので、ストレス耐性も向上すると思います。毎日飲んでいた僕はそうでした笑
この効果はとても大きなメリットだと思います。
ポイント
禁酒一週間でストレス耐性が向上する
集中力と記憶力の向上
集中力と記憶力の向上を感じることができます。
僕はソフトウェアエンジニアなので普段から結構頭を使う仕事なのですが、禁酒によって思考がクリアになり、集中できる時間も長くなることで仕事の生産性が凄く上がりました。
アルコールは脳の機能にも影響を与え、集中力や記憶力を低下させると言われていますが、身をもって知りました。
禁酒一週間でも、頭がクリアになり、思考力が向上することを体感できます。
間違いなく禁酒は、より生産的な日々をもたらせてくれます。
ポイント
禁酒一週間で日々の生産性が向上する
気分の安定
飲まないことで気分が安定するようになります。
飲んで盛り上がって楽しい夜を過ごした翌朝、信じられないくらい気分が落ちこむ。
この記事を読んでくださっている方も経験あるかもしれませんね。
アルコールは一時的に気分を高揚させる一方で、摂取後には気分の低下を引き起こすことも知られていて、この感情のジェットコースターのような変動が精神的なストレスを増大させる要因にもなっています。
アルコールはこのように感情を大きく変動させるので、アルコールと鬱が密接に関係しているというのも頷けます。
禁酒一週間でも、この気分の変動が減少するので、感情の安定を感じることができます。
特にお酒を飲んで怒りっぽくなったりする人は、穏やかにいれるようになるので、周りからの評価も変わってくると思います^^
ポイント
禁酒一週間で気分が安定する
以上、禁酒がもたらす精神面での効果についても紹介させていただきました。
紹介したように、禁酒には身体的にも精神的にも良い効果がたくさんありますので、是非、一週間から禁酒を始めてみましょう!
禁酒を続けるためのコツと成功事例
それでは最後に、禁酒を継続させるためのコツと成功事例を紹介したいと思います。
禁酒継続のコツは実際に僕が失敗を繰り返す中で効果のあったものですので、このブログを読んでくださってる方にとっても効果があると確信しております!
禁酒を続けるための環境作り
禁酒を成功させるためには、適切な環境を整えることがとても重要です。
まず、家に酒のある状態をなくしましょう。酒が目に入ってしまうとそれだけで飲酒欲求が出てきますので、禁酒の期間は家の中からアルコールをなくします。もったいないと感じても、捨ててしまうことをオススメします。
そして、家族や友人のサポートを得るために、禁酒の決意を周囲に伝えます。これ、すごく大切です。
なぜなら、自分1人の決意だと、簡単に禁酒をやめてしまうからです。
断言できますが、人の意志力なんて全くあてになりません^^;
禁酒を決意した時は「絶対に酒を飲まない!」と強く思えていても、次の日(夜はければその日の夜)には飲みたくなり、「禁酒は来週からでいいか」と禁酒を先延ばしにして飲んでしまいます。
僕なんて、何回これで禁酒に失敗してきたことか笑
僕は意志の弱い人間ですが、僕に限らず人の意志力なんてそんなものだと思うので、意志力をあてにするのはやめましょう。
そして、意志力に頼らないために、家族や友人のサポートを得る必要があります。
特にお酒で家族に迷惑をかけてきたのであれば、家族はすごく協力してくれます。協力があれば禁酒は続けやすくなりますし、何より、周りに宣言してしまってるので、それが抑止力になります。
自分1人だと自分との約束を破るだけになりますが、宣言することで、周りから「あいつ、飲まへんって言うてたのに、飲んでるやん」となります。
そう思われるのが嫌なので、1人の時よりはお酒を我慢できるようになるんですね。
そして、家族や友人だけでなく、SNSでも発信して、禁酒仲間とつながることもとても有効です。
SNS(特にX)では、禁酒や断酒を頑張られている方が大勢います。この方々は仲間意識が非常に強く、皆様励まし合って頑張っています。
僕もXでたくさんの禁酒・断酒仲間と繋がっているのですが、本当に断酒の支えになっています。
皆様とても優しいですし、禁酒を始めるなら、Xで発信しない理由はありません。禁酒を継続できる可能性が一気に上がりますので、是非Xも活用しましょう!
私のXアカウントはこちらです。禁酒・断酒を頑張られてる方大歓迎なので、一緒に励ましあっていきましょう!
ポイント
・家の中の酒をなくす
・家族・友人に宣言する
・X(旧Twitter)で発信する
代替アクティビティの活用
お酒を飲んでしまう理由は色々とありますが、一番の理由は、お酒(アルコール)を飲むと脳から出るドーパミンです。
この快楽物質であるドーパミンが人をとても気持ちよくさせるので、人は酒を飲みます。
しかし当然ですが、ドーパミンを出す方法はお酒(アルコール)だけではありません。
コーヒーや甘いものを食べた時も出ますし、運動や瞑想、そして、日光浴や好きな音楽を聴いている時もドーパミンは出ます。ですので、お酒の代わりにこれらを代用してドーパミンを出すことで、飲酒欲求をおさえることができます。
特にお勧めなのは運動で、運動の中でも有酸素運動がオススメです。ちなみに僕は毎日のジョギングを習慣にしているのですが、本当に気持ち良いですし、健康的に痩せることもできます。
そしてジョギングは、先ほどドーパミンを出す方法で上げた、「日光浴」、「好きな音楽を聴く」も同時に行うことができます。
晴れた日に音楽を聴きながら走るだけです^^
これだけで、結構ドーパミンが出てくれて、本当に気持ち良いです。
走る習慣がなく、いきなりは走れないという方はウォーキングから始めるのが良いと思います。運動を習慣にすると、体も変わってくるので、禁酒のモチベーションもどんどん上がっていきます。
当然、お酒を飲むとジョギングできないので、ジョギングを習慣にできると、「お酒飲むと走れないな」と思えるようになります。
こんなふうに、お酒よりも運動を優先できるようになると、勝ちです^^
結構楽に禁酒ができるようになってきます。ぜひ、運動を習慣に取り入れましょう!
ポイント
・お酒以外でドーパミンを出す
・お勧めはジョギング、ウォーキング
成功事例の紹介
禁酒成功で人生を変えられている方はたくさんいますが(僕も人生好転中)、この人凄い!と感じた方を紹介させていただきます。
その方は蒼井いぶきさんという方で、SNS(FB)で繋がっている方です。
蒼井さんは現在66歳なのですが、なんと禁酒を始めたのが63歳です。そして、「酒のない人生は素晴らしい!」とおっしゃられているのです。
「禁酒を始めるのに遅すぎることはない」と言われたりしますが、「本当に60歳を超えても人生を変えるんだ」と思わせていただけて、嬉しくなりました。
僕は現在40代なのですが、蒼井さんのおかげで「40代ってまだまだ若いやん!」とも思わせていただけました。
蒼井さんは禁酒での成功体験を本にして出版されております。(60歳を超えて本を出版するのも凄い!!)
詳しくはこちらの記事で紹介しております。
禁酒成功事例
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シニア世代が書いたおすすめの禁酒本を紹介します!
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禁酒って、本当に素晴らしいです!
ポイント
・60歳を超えても禁酒で人生を変えれる
おわりに
禁酒一週間で実感できる身体的メリット、精神的メリット、また禁酒継続のコツについて紹介しました。
禁酒するだけでこれだけの効果が実感できるので、習慣的にお酒を飲んでいる人って、自らハンデを背負ってるようなものだと感じています。
足に重りというか、足枷みたいなものをつけているイメージですかね。
足枷を外せるのに、外さないような感じ^^;
酒をやめるだけで足枷を外せる状態になるので、飲まない人よりも簡単にパフォーマンスを上げやすいです。
このことから、僕は飲まない人よりも飲んでる人の方が伸びしろがあると思っています笑
まずは禁酒一週間から始めてみて、禁酒の効果を存分に感じてください!!
この記事を読んでくださり、
『本気で禁酒に取り組みたい!』と思われた方、
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仲間がいれば禁酒はより楽になります!
一緒に平日禁酒頑張っていきましょう!!
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どうしても思うように禁酒できない。。。
という方は是非ご覧ください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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