連続飲酒→禁酒(失敗を繰り返す)→1年間の禁酒→平日禁酒→断酒(継続中)と、酒との付き合い方を変えてきた『酒のまん』と申します。
2024/4/23に平日禁酒から断酒に切り替えたのですが、先日、3ヶ月を前に飲んでしまい失敗…
その後、通っているアルコール外来の先生に相談した結果、
「断酒を目指す目的をもう一度明確にしよう」
と言われ、本気で考えましたので、今回はその内容を書きたいと思います。
断酒を目指す本当の目的は『自由』
先日、断酒3ヶ月を前に飲んでしまい、通っているアルコール外来の先生に相談しました。
そして、前回の記事でも書いたのですが、以下のようなやりとりをしました。
理由は色々ありました。
・肝臓の数値が悪くなった
・奥さんに暴言を吐いてしまい関係が悪くなった
・常に二日酔いで仕事のパフォーマンスが上がらない
・やりたいことがあるのに、お酒に時間を取られてそれができない
などなど。
そこで先生から
と言われました。なるほどと思えました。
「えっと、体に悪くて、仕事もできなくなって、時間とお金も無くなって、家族との関係も悪くなって、なりたい自分にもなれなくて…」
こんな感じになってしまってました。
お酒をやめるには、その先にある目的を明確にしてそこに目線を向けることが重要ですが、その目的がとっ散らかっていたのです。
なので、この目的をしっかりと言葉にして説明できるようにしないといけません。
そして、考えました。久しぶりに本気で考えたので、頭の中が
「あーでもない…こーでもない…」
とごちゃごちゃになりました^^;
しかし考えていくうちに、少しづつわかってきました。
お酒をやめたい理由は先に書いた通りいろいろとありましたが、能動的な理由は唯一
『やりたいことがあるのに、お酒に時間を取られてそれができない』
だけです。
その他の以下、
・肝臓の数値が悪くなった
・奥さんに暴言を吐いてしまい関係が悪くなった
・常に二日酔いで仕事のパフォーマンスが上がらない
は受動的な理由です。
「肝臓の数値を改善させるためにお酒をやめてください」
「もうお酒飲んだときほんまに嫌いやから、お酒やめて」
「仕事に影響出るなら、酒を控えて」
それぞれ、お医者さん、奥さん、上司から言われた言葉です。つまり、人から言われて「やめないといけないな」となってます。
僕は人から言われて強制されることは苦手で、できません。
子供の頃からそうなので、これはもう変わらないと思います。
そんな中、『やりたいことがあるのに、お酒に時間を取られてそれができない』だけは自らの意思でやめようとしています。
なので、ここを掘り下げることにしました。
まず、こう思った当時の状況を考えました。
この当時、趣味の他にシナリオライターやWebライターの仕事を始めたり、小説を書いたりしていたので、時間が足りなくなっていました。
「もっと書きたい。そのうえで趣味のギターやランニングも続けたい」
そんな感じで、時間を確保したいがためにお酒をやめることを考えはじめたのです。
改めて思ったのですが、僕は『やりたいことをやるために時間が欲しかった』のです。
そしてこの『やりたいことをやる』は僕の考えの芯になっている部分です。
なぜなら僕は、お金のためにする『やりたくもない仕事』が嫌すぎて、限界がきて、会社をやめて独立しました。
独立後、100%やりたい仕事ができているわけではないですが、自分の好きなことを仕事にしながら、会社員時代とは比べ物にならないくらいの充実した日々が送れています。
さらに考えていくと、『やりたいことをやる』ために僕が求めていたのは、自由ということに気づきました。
会社の嫌な仕事、付き合いたくもない人との人間関係、何より拘束される時間。
そんなものから解放されて、人生を自由に楽しみたいとずっと願っていたのだと思います。
僕は何かに支配されることを、何よりも嫌う人間だったようです。
そしてこの時、思いました。
お酒をやめたいと思ったのは、お酒から解放され自由になりたいと思った
からじゃないかと。そう考えたとき、腹落ちしました。
先に書いたように、健康的な理由や人間関係の悪化、仕事のパフォーマンス低下などお酒をやめるべき理由は多々ありますが、そんなよくある理由よりも、僕は結局、お酒に支配されているのが嫌だったのです。
自分の意志で飲みたくないと思っているのに、飲んでしまう。これは、自分でお酒を飲んでいるのではなく、飲まされている。つまり、お酒に自分を支配されているということです。
お酒について考えている間、一度読んだ禁酒関連の書籍を読んだり、禁酒関連の動画などを見返していたのですが、断酒に成功されている経済評論家(他にも様々な肩書で活躍されている)の勝間和代さんが禁酒動画の中でこんなことをおっしゃっていました。
「コントロールできないもの(酒)にコントロールされるのが嫌」
これを聞いたとき、ほんとにその通りだと心から共感できました。
「飲みたいときだけ飲んでいたら、それはお酒をコントロールできている」
こういう意見もあります。僕も平日禁酒に成功していたので、この考え方もわかります。
自分の決めたペースで飲めて、理想の人生が送れているなら、それは素晴らしいと今でも思っています。
でも僕は、平日禁酒を続けていく中でも体を壊したり、心が病みそうになったりしました。
仮に、飲む量をコントロールできたとしても(それもとても難しいです)、お酒が体や心に与える影響はコントロールできません。
だから、僕は断酒を決意したのです。
勝間和代さんの言う通り、僕も
「コントロールできないもの(酒)にコントロールされるのが嫌」
なのです。なぜなら、僕は何かに支配されることを、何よりも嫌う人間だからです。
だから、会社も辞めて独立して、自由に使える時間はやりたいことをしているのだと思います。
せっかく少しづつ理想の生活に向かえているのに、お酒に邪魔をされていては元も子もありません。
やっと、整理できた気がしました。先生から、
と言われておりました。僕の場合、簡潔に言うと以下になりそうです。
お酒をやめたい理由は、お酒に支配される人生が嫌だから。なぜなら僕は何かに支配されることを、何よりも嫌う人間だからです。
もちろん、これは僕の価値観で考え辿り着いた答えですので、100人いれば100人の考え方があると思います。
でもこの考えは僕の断酒の軸になると思えました。
お酒は薬物なので、この先飲酒欲求が出てくることもあると思います。
飲酒欲求をやり過ごすテクニックも身に着けていますが、この考えに立ち返ることが一番重要だと思えました。
先生に
と言われていたのですが、答えが出ました。
8月にお客様との食事会があります。そのときは敢えて飲んで、そこで飲むお酒を人生最後のお酒にしたいと思います。
(じゃあね。今までありがとう)
って心で思いながら飲もうと思います笑
その翌日を断酒1日目として、断酒を再開しますので、そこからブログ更新の頻度もあげていきたいと思います!
ダラダラと書いてしまいましたが、最後までお付き合いくださりありがとうございました!
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